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2019年8月19日月曜日

ライフアフターグーグル読後まとめ ➀

ライフアフターグーグル読後まとめ ➀

先月書いた記事は、ネットだけで集めた情報からまとめて書いたもので
ライフアフターグーグルは読んでませんでした。仕事帰りに蔦屋で目についたので
立ち読みしてたら、興味深い内容多くて買って帰って読みました。読後のざっと
した感想では、中盤までは知りたかった情報がたくさんあって、知ることによって
最先端技術の推移の片鱗から全貌がぼんやりですが理解できる良い内容でした。
勉強になった部分をざっと抜粋してみます。

★グーグルのルーツ
ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって統率されている世界システム
1996年ビル・ゲイツ・コンピュータ・サイエンスビル研究室で誕生。
1999年メンローパークに移動、2005年すべての書籍のデジタル化
2010年世界言語の翻訳完成、2007年グーグル・マップ、アース
2016年ストリートビューで渋滞状況把握、2006年デジタル顔認証、
ユーチューブ買収。ページランク検索アルゴリズムに拡張可能な
クローラーで大規模な自動並列スレッドでウェブURLの通リ抜けする
技術は他の追従を許さず奇跡的である。
現在はAI、ディープラーニング、ブロックチェーンの実験
シリコンからグラフェンへの変化、ネットワーク自体のコンピュータ化

★グーグルのデータセンター
「ダレス」は一端であり、シンガポールやチリ
など15拠点、約200万のサーバで構成されている。
2012年にビル・ダリーが16000個のCPUが非効率であり
GPUが有効であると提案し、二ビディアが対応して、
データセンターの対費用効果が150倍になり、電力も
大幅に削減された。



★ディープラーニング
何層もの処理を用いたパターン認識、対比、修正、フィードバックを加速する改善手法
「推定する→エラーを数える→修正する→フィードバックする」

★自動運転
人間のドライバーが事故を起こすまでの走行距離は80万キロ
グーグルで1万キロ、テスラはたった5キロ。このデータから
言えるのは最先端のビッグデータも利用したAIでも人間の
1/80の性能しかないって事です。レーザーの認識距離の性能を
上げるとソフトウェアも0からやり直しの必要が発生するみたいです。

★AI音声認識
の話で言葉ではなく母音から子音を特定するロシアの科学者が
1913年に発表したマルコフ連鎖の隠れモデルを使用した短期売買で大成功を
収めていた話はおもしろかったです。外見から隠れた事実を明らかにする
テクニックで画像認識にも使われている。犬と猫なら認識できるが猫は特定
できなかった事や、それを認識するために膨大なGPU、CPU、電力、排熱が必要である事実。
マルコフ連鎖はアインシュタインのランダムウォークと同様な発想であり、
航空機の軌道予測計算、現在ではページランクにも使用されている。
100年後になってようやく有効利用されてくるものとしては
ニュートン以上と評されたインドのラマヌジャンの公式も証明に
100年掛かってますね。ブロックチェーンは過去を確実に記録して
現実的な未来につなげる。マルコフ連鎖は過去を知ることなくありそうな未来を示す。
現在のネットの問題は書き換えできないデータベースが提供されていないから
真実であるという信頼がまだ置けないという事でブロックチェーンはそれを
変革するために出現していて、いずれにせよその流れは止められませんね。


これに付随する話で「性能だけを追求すれば、低コスト化は実現できるはずだ」
というのがあります。低コストにこだわるとビジネスとして続けるための
性能は達成できない。充分な性能のシステムができれば需要が生まれて次第に
価格は下る。この話はBSVが秒間処理回数を上げてることやフィーの金額にも
言えることで、現在のBTCには適用できないってこともあります。


★グーグル哲学
知識の理論(ビッグデータ)技術的展望(集約されたクラウド)
一般人からの信奉(無料サービス、自動広告)
利益よりも贈り物という倫理観、前進が必ず進歩に繋がるという見識、
二酸化炭素排出量削減、邪悪になるな

★グーグルの問題点
無料戦略での広告仲介には矛盾があり、セキュリティー問題の原因も作っている
買い物検索でアマゾンに勝てない
分散型ピアートゥピアー技術による抜本的改革の台頭
何段階にも仲介者や信頼できる第三者を介在させることによって
起こる重なった不安感によって支配されている。その穴だらけの
状況がカネと権力をトップに集中させている。
ブロックチェーン技術で個人に安全な基盤ができると
階層構造による権力の集中を防ぐことができるように
トップダウン→ボトムアップに変化する。


この変化が起こり得るならば、人間がインターネット上で
尊厳を取り戻す流れがありえると考えてます。
欲しいモノや情報が効率的に時間を奪われないで
スムーズに手に入るかというと現時点でも集中して
広告などの無駄をスルーすれば短時間で可能ですが、
マイクロペイメントで常に通貨の移動を伴う状況を
想定するとセキュリティーは完全である前提が必要だし
それによって無駄な時間を奪われない事も重要な要素
であると考えてます。


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